ポンタ

ポンタの贈り物

2017.12.02

禅の講話会の後でお坊さんに直接伺いました。

私:うちのネコめは過去を悲しむことも未来を恐れることもなく、今だけを粛々と生きていると言えないこともないと思いますが、これでもよろしいのでしょうか。

老師:よろしい。

私:(えー?寝てるだけじゃないの)私は日々の修行において老師に直接ご指導を受けることが時間の制約上できません。とりあえずこのネコを鑑にすることでよろしいでしょうか?

老師:ネコと自分をよく観察して日々修行に励みなさい。

私:ははー(合掌)

これからは昼寝をしているポンタのヒゲを引っ張るのはやめようと誓った瞬間でした。

2017.12.04

ネコになってみようと思った私は、禅の老師の教えに従い、自分とポンタをよーく観察し、言葉の使用はヒトとネコを分けるポイントだと思いました。そこで、とりあえず、自分の修行の中心を言葉を使わない体験をすることにしました。(しかし、動機も経過も行き当たりばったりだなあ)精神的にも肉体的にも手探りの状態で約一年、手に汗握る知的冒険の世界を経験することになります。

2017.12.06

思いつきで、ネコの瞑想の妨害をするのをやめた結果、書物、ネット、講話会、勉強会、そして修行を通して私が経験をすることになった冒険の世界。舞台は2500年前のネパールから砂漠、北陸の豪雪を超えて鎌倉へ、また、18世紀のイギリスの没落貴族のサロンから第一次世界大戦の塹壕の中へ、そして今、軍事超大国アメリカの実験施設で、キーワードは言葉、記憶、意識、思考、かな。その詳細を書くにはこの余白は狭すぎます。ポンタさんありがとう。

しゃべる猫

我が家は現在大学三年生の息子との父子家庭です。朝の会話 私「おう」 息子「お」、、、で終わり。出勤すると、ポンタがお迎えです。ポンタ「にゃにゃにゃー」私「ポンタさんおはよー。元気してますかー」ポンタ「うにゃーうにゃー」私「おーそーかそーか、寒かったねー」ポンタ「にゃーぐるグルル」スリスリ。私「お腹空いたかなー」、、、延々と続きます。

朝の仕事はポンタとのミーティングで始まります。最近、前日のミーティングで何を話したか、思い出せないので、今日は、気を引き締めてミーティングに臨みました。

ポンタ  "ニャア"

わたし  "やあ、元気?"

ポンタ  "グルニャア"

わたし  "ニャニャニャ"

ポンタ  "........"

わたし  (お尻ポンポンしながら)"ポンポン"

ポンタ  (後ろ足ふみふみしながら)"グルグルグル"

わたし  "オー、ニャンニャー"

ポンタ  "ニャーオ"

わたし  "ニャアーオウー"

ところで、どんなミーティングかって?

???  大丈夫か、私

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